2008年 08月 06日
今回も楽しく、のんびり、無事にワークショップが終わりました。 やはり畳はいいです。どんなに人が増えても詰められて、親近感がわきわきです。 今回は「自分を好きになる漫画の描き方」 さて、どんなことをするのかと言うと、、、 1.自分を漫画で描いてみる いつもの自分、普通の状態の自分を漫画で、キャラクター化して描いてみる。 髪型や服装で特徴を出して、台詞なんかも付けてみるとグウ。 2.好きな自分、嫌いな自分を漫画で描く 自分でも「こういう私、スキッ!!」てな部分を描いてみる。 壁を乗り越える自分、苦しくても頑張ってる自分、明るくて良く笑う私、のんびりと平和な心の自分、、などなど色々ありました。 嫌いな自分は怠け者の私、あがり症の私、キリキリしている自分、すぐ怒る自分、など、 好きな自分は生き生きと描かれていますが、嫌いな方も漫画にすると、あらかわいい。キャラクターにして客観化するとなんだか嫌っていた部分も愛おしく思えますね。 好きな部分も嫌いな部分も全部自分。同じ紙に描いてあげて、皆愛してあげましょう!! 3.自分の理想の将来を漫画にする お金持ちになりたい!!美しくなってモテモテ人生まっしぐら、世界平和、のんびり平和にシンプルな暮らし、など様々な欲求を漫画で叶えてみましょう!!漫画の世界は自由です。小さい頃の夢を思い出して、現実的な身近な夢を想像して、1ページのストーリーを作って漫画にします。 よく夢を箇条書きにしたり、絵に描いたりはしますが、漫画にするとストーリーが進むので、よりリアルに!! この日参加された方の多くは、普段絵を描かない人たちでした。でも皆さんが描かれたご自分の漫画はよく似ていたし、最後に出来上がった漫画も素晴らしいものばかりでした!!そのうちの二つを紹介しますね。 原画のコピーをスキャンしたので、少し見づらいです。 壮大な夢から、ささやかな夢まで、様々でしたが、どれも共感できるものでした。 今回、ただ漫画を描くのではなくて、「自分」に焦点を当てました。 実際ワークをしてみて感じたのは、多くの人が同じような部分を嫌悪したり、共通の夢に共感出来ました。 そして嫌悪する自分にしても、他人として見たときに「なんだ、そんな事。そこがいいんじゃない」と思える事もたくさんありました。でも自分だとやなんですよねえ。不思議。 暑い中、足を運んでくれた参加者の方々、「ハレトケ」のはるかさん(なんと飛び入り参加!!)となっちゃん、本当にありがとうございました!! ※ハレトケでのイベントが八月をもって終了します。また場所を改めて開催します。宜しくお願いします!! #
by ho-an
| 2008-08-06 22:26
| 今日の『放』
2008年 07月 21日
今回はコラージュ制作です。 暑い中来ていただいた皆さん、ありがとうございました!! いつもワークショップは二回でしています。 一回はいつも通りカフェ営業なのですが、どうやら宮崎駿映画が始まったかなにかで、映画館の近くである雨林舎さんにはひっきりなしにお客さんが来ていました。 皆さん、二条駅のviviにお越しの際にはぜひ、雨林舎さんをご利用くださいませ。 それでは、今回のレッスンの内容を紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コラージュについて まず、コラージュはデッサンと違って、技術力よりも構成力が必要になります。 コラージュの利点は、技術がなくても作品が作れるところにあります。 ですから、まだ始めたばかりの人や、自分がどのような作品を作ろうとしているのかを模索している人、もちろん絵を続けている人が新たな展開を求めるときにも役に立ちます。 なぜならコラージュは自分の頭で考えだしたもの以外に、写真や素材から受けたインスピレーションによって、制作を進められるので、自分の潜在意識に潜んでいるモチーフが発見出来るからです。自分だけの思考では思いつかないような、または技術的に描けないからと諦めていたものでも、簡単に使う事ができます。 しかし、素材に自由がきかないところもあります(例えばもっと大きい方が良いとか、この素材が欲しいのに見つからないということは、逆に絵画では自由がききます)。コラージュは初めに画面のイメージを限定して始めるよりも、気になる素材を探しつつ、イメージを徐々に広げて行く方が良いでしょう。 では、実践!!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 制作にあたって ●身体ほぐし 作品を作るに当たって、もっとも大切なことが心身の安定です。特にグラウンディング(地に足をつけていること)、センタリング(中心を意識すること)です。 これが出来ていないと、自分が何をしたいのか、今やっている事は正しいのか判断がつかなくなり、他の人の作品が良く見えたり、浮ついてしっかりと制作が出来ません。 というわけで、しばらくストレッチのようなことを行ないました。 ☆上半身の力を抜く これはとても大事で、肩に力が入っていると、良い制作が出来ません。人が良い力を発揮している時は、リラックスしている時だと言います。 ☆下半身の力を意識する 上半身の力を抜くには、下半身がしっかりしていないといけません。最後に少しだけ相撲のシコを踏むような姿勢をとってもらいました。きつそうだったので、「しんどくなったらやめて下さい、、」と、言い終わるか否かで皆やめていました。 さあ、呼吸を整え、いよいよコラージュに突入です。 ※ちなみにこれらのことは私が現在修行中なので、教えられるほど出来てはいないのです。実はこの時も筋肉痛を引きずっておりました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 進め方 ●素材を切り取る これだけは使いたい!!という素材を三つ、丁寧に切ります。 本当はそこまできれいに切る必要はないのですが、ハサミやカッターで形に忠実に切り取る事で、形の理解が深まります。初めの三つだけ、丁寧に切ってもらいました。 ※わかりやすい形(例えば人間、動物など)を、無地または関係のない紙を重ねて切り取っても面白いです。シルエットだけが強調され、印象が強まります。 ●台紙を選ぶ 様々な色の紙から、台紙にする紙を選びます。 切り取った写真などを上に並べてみます。背景の色が変わると印象ががらりと変わります。 ●貼付ける 初めは並べてみてから、場所を決めて貼付けます。 構図の知識はいりません。ただ、感覚と直感で決めて行きます。貼ってみて気に入らなければ剥がしたり、上から消したり貼り直したりしながら、思いのままに制作します。 ●上からペン等で描き足す 何か少しだけ線が欲しい、描き足したい時は、画面に描いていきます。 写真や紙、そして描写というそれぞれ質の違うものが一つの画面を作って、大変面白くなります。 見よ!この集中力!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最後に作品を並べてシェアリングです。 今回もユニークで幅広い作品ができました。 いろいろ貼りまくって、最後に額のコラージュをした人、台紙も切り取って画面の形も変えてしまった人など様々です。 うっかり写真を撮り忘れていました。 二人だけ紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 来ていただいた皆さん、お店のスタッフの皆さん、そして私、お疲れさまでした!! お陰さまで今回もとっても充実したワークショップになりました。 レッスンをした後、とっても体力を消耗しているので、あらかじめ予約しておいた「今日のごはん」ビビンパを貪り食う!!(しかも予約した時点で残り一食だった!!へっへーーん!)ごち!! そして最後に「私、今日はコサージュ制作だと思って、手芸やるんだと思ってました。」と聞いてびっくり。「コサージュ」を胸に「貼付ける」と思っていたらしい、、 帰りに見た空。夏ですねー 来月は8/24 自画像です。 そしてその前にも8/2 自分を好きになる漫画ワークショップが「きみがいるからおもしろい食堂 ハレトケ」 衣棚通夷川下ル(二条上ル)で、あります!! どうぞよろしくおねがいします。 一緒に楽しみましょう!! #
by ho-an
| 2008-07-21 10:52
| 今日の『放』
2008年 06月 23日
とうとう始まりました! 雨林舎さんでの絵画のワークショップです。 ありがたいことに満員御礼。ありがとうございます!! それでは、参加されなかった方にも少し分かりやすく、講座の説明を致します。 初めに直線、円、自由な形を練習してもらい、絵を描く前の準備運動をしてもらいました。これによって、緊張が緩み、感覚が目覚めてきます。 実は私もすごく緊張していたので、参加者の皆の緊張がほぐれると、私までほぐれてきました。良かった、、、。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●りんごの観察 描く前にしっかりと観察。りんごの表情、形、重み、質感、手に取ってみたり、近くで目を凝らして見る、目をつむって触る、隣の人と交換してりんごの違いを知る、などをしてもらいました。 ●一本の線を、紙から鉛筆を離さずに描く 例えばりんごの輪郭線を、一度も消しゴムを使わず、紙から鉛筆を離さずに描きます。途中でわからなくなったら、手を止めて観察に戻る。とにかくゆっくり描きます。 この練習法は形を取るのにとても早い効果があります。いつも見ていると思っていても、案外私達は見ていないのです。 このとき、あまり慣れていない人は、表面のちょっとした凹凸がとても大きく表現されるでしょう。ぼこぼこの絵になるかも知れません。 でも、初めはそれでいいのです。それは、きちんと見ていると言うことですから、その時のレベルでちゃんと出来ているのです。 そしてしばらくいろんな練習法で、描いて頂きました。 利き手じゃない方で描く、モチーフを見ずに描く、モチーフを記憶して描く、など ワークショップの様子 そして、りんごを皆で食べた後、、、、、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●りんごを食べた感覚を線で表す 甘い、シャリシャリした食感、ざらざら、果汁が広がる感じ、など 初めは突然で戸惑っていましたが、すぐに個性的な作品がたくさん生まれました。素晴らしい!!とれびあん!! ●感覚を絵にする 最後は自由に、気持ち、感情、感覚を絵にしてもらいました。 梅雨の鬱陶しい湿気の感触、嬉しい、楽しい、嫌悪感、いらいら、心配事、気分の変化など、皆さん、集中して描かれていました。なんだか解放されています。 疲れた人のために用意されたピクニック部屋 なんだかお洒落雑誌のようです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そして最後は絵を数人ずつ壁にかけて、皆で鑑賞しながら感想を言い合います。 この時に大切にしたのは、 感想を述べるときに、相手を傷つけないよう注意することです。表現した人というのは、とてもデリケートな状態です。 それは、内面を表に出した剥き出しの状態なのです。それはどんな表現方法においてもです。 ですから、相手を傷つける恐れのあることは言わないようにします。同じ内容でも言葉を少し変えるだけで印象は変わります。 結果的に相手が傷つくことは、ある程度仕方がない事です。 そして、自分自身も、受けた言葉によって傷ついたことに向き合う事も大切なのです。ですが、これから楽しんで絵を始めようという人に対して、酷評は必要ではありません。そのことに関しては別の項目で紹介致します。 そして出来上がった作品、、 場所を提供して下さった雨林舎さん、ありがとうございました。 とってもおいしいケーキ&夜はカレーを頂きました。 ああー無事終わって良かったーーーーー!! 来月は7/20です!! もう締め切り間近です!!お楽しみにー #
by ho-an
| 2008-06-23 09:45
| 今日の『放』
2008年 06月 12日
第一回『放庵』ワークショップは漫画で始まりました!! 三人と言う少人数でゆっくりと楽しめました。 初めはなんとなく恥じらいのようなものがあったものの、自分をキャラクター化して、フキダシで台詞をつけたりしていくうちに、どんどん殻が取れ始め、、、 最後には立派な1ページ漫画が仕上がりました。 やる前は正直、絵を描くことを教えるのにあたって、疑問点や不安がありましたが、 こうして人に見せること、集中して描くという時間が作れることが大切なんだなあと思いました。 さて、次回は8/2(土) 同じく16:00〜18:00 ¥1,500-(要ワンオーダー) テーマは「もっと自分を好きになる方法」です。 セラピーやカウンセリングではありませんが、今までに私が描いてきて、癒しになったことって、何でもキャラクター化して愛しちゃうってことなんです。 今度からは、それを皆さんに実践してもらいます。 ちなみに、漫画ワークショップに参加された方に限定で、『皆で漫画を描いてみよう!』漫画による漫画のための漫画の描き方テキストを差し上げています。 これからも宜しくお願いします!! おまけ #
by ho-an
| 2008-06-12 22:28
| 今日の『放』
2008年 06月 06日
今日は植物園でスケッチしましょう!! …のはずが、雨天にて変更。 御所の近くのことばのはおとさんのお庭を描かせて頂くことに。 いつも単体のモチーフをデッサンしているので、画面の大きな構成力を付けるためです。 それに何より自然物を描くのは楽しく上達できます。 N島さんは最初分からないながらも、なんとか手を動かしているうちに、だんだんと絵になってきました。 私も一緒に描いていましたが、いつまでもいつまでも描いてしまう。 植物園は残念でしたが、雨の日本庭園というのもなかなか乙なものでした。 最近、ことばのはおとには「あずき」という二ヶ月の猫がいます。 町家のほっこりカフェで猫がいたら、もうどうなってしまうんだ〜!!これはもう武器ですね。 ぜひ、行ってみて下さい。 #
by ho-an
| 2008-06-06 08:50
| 今日の『放』
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誰でも自由に幸せに絵が描ける絵画教室。すずきゆきhttp://www.geocities.jp/hoantama/漫画ブログhttp://www.geocities.jp/hoantama/ by ho-an カテゴリ
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