アトリエ『放』

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2008年 10月 11日

想像に遊ぶ

最近はワークショップを休止しているので、いつものN島さんとの個人レッスンの様子を久々にアップしたいと思います。

ある程度写実に近い描写をするときに、立体感の把握が出来ていないと、うまく行きません。これはあまりデッサンに慣れていないと、なかなか理解が難しいのですが、基本的なことを一つずつしていけば、必ず出来るようになります。

「面」を理解するために有効な練習は

●古典のデッサンの模写…ミケランジェロがお勧め
●幾何形態のデッサン、もしくは想定デッサン


というわけで、N島さんには円錐の想定デッサンをしたあとに、ブリューゲルのペン画を模写して頂きました。

絵を描く際に大切なことは


●自分が描くものがしっかりと見えていること…目、精神
●手が思う通りに動くこと…経験、身体
●とにかく一生懸命描くこと…想い、心


この中で二つめだけは、時間がかかりますが、他の二つはいつでも、どんな人でも持っていることが出来るものです。
また、経験や技がある人でも、すべてが揃っていないと良い作品は作れません。

この日、私はN島さんの横でせっせと想定デッサンをしていました。
三つの幾何形態を、それぞれ異なる材質感を想定して描いたものです。


f0171378_9234133.jpg



私は、幾何形態を描くときに想定をお勧めします。
だって、目の前に幾何形態があっても、つまんないもん。
勉強のためにしたいなら、基本の幾何形態を持った有機物を描くといいでしょう。
りんご→球体
木、枝→円筒

初心者の方は、とにかく自分が好きなもの、描きたいものを描くのがいいと思います。

N島さんは目的がしっかりしていることと、一生懸命に取り組んでらっしゃるので、これからが楽しみです。
最終的に、模写は途中で終わってしまったものの、初めに描いた想定の円錐はかなり立体的に描けました。


また、ときどき放庵かんたんデッサン講座をアップします!
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by ho-an | 2008-10-11 09:34 | 今日の『放』


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