アトリエ『放』

houan.exblog.jp
ブログトップ
2008年 08月 26日

第三回『放庵』自画像

今回も無事にワークショップを終える事ができました。
来ていただいた皆さん、お店のスタッフの方々、本当にありがとうございます。

今回は、最もオーソドックスな『自画像』に挑戦して頂きました。
参加されている方は、普段あまり絵を描かないような方から、勉強中の方まで、様々です。

まず、顔のサイズを測る事から始めました。

●目の位置
これ、実は頭のてっぺんからあごの、大体ちょうどまん中についているんですね。意外ですか?

●鼻の位置
鼻の長さは大体額からあごにかけての、三分の一を占めます。

●目と目の間の幅
これは目、一個分が普通とされています。

●小鼻の幅
目の内側のライン(なんていう場所か忘れた)

●口角の幅
それぞれの目のまん中

他にもたくさんありますが、どんなに個性的でも、大差はありません。
2センチも3センチも違うという人は、あまりいないと思います。
不思議なのは、ここまで共通していて、同じ顔がいないということです。人の顔って、ほんのちょっとした形や表情の違いなんですね。

  余談ですが、人の顔の識別ができなくなる病気があるそうです。顔を認識するのは、視覚の中でも脳の違う箇所で見ているんですね。



さて、さっそく鏡に向かって、しっかり自分の顔を観察して、描いてもらいます。

でも、その前に!!!

きっといきなり線だけで描いていくのは難しいから(どんな上手な人でも)、影をつけます。影をつけると立体的になり、描いている実感がわきます。

鉛筆を棒を持つように持ってもらい、寝かせて画面にやさしくこすりつけるように動かしてもらいます。
慣れない人だときつく影をつけてしまったり、雑になりがちです。この動作が出来るとスムーズに進められます。

さあ、本番。



皆さん、思ったよりもおかしな形にならず、集中して描き進めています。
途中、離れて見てみたり、ちょこちょことアドバイスをしたりしながら、時間がゆったりと過ぎて行きます。

f0171378_9103352.jpg




大切なのは
しっかりと観察すること
鏡にぐっと顔を近づけて、何があるのかをしっかり観察します。鼻の穴、眉毛の一本一本、目、瞳の奥、まつ毛、毛穴、、、

じーーーっと見ていると、だんだん自分の顔が自分ではなくなってくるようです。
まるで広い広い草原に、様々な生き物や植物が生きているようです。瞳の奥は宇宙のように見えてきます。そしてその一つ一つをしっかりと描いていきます。


人物画は目が命
おそらく多くのひとが、人物を描いて、目に手こずったり、目を描いて急に絵がイキイキしたりした覚えがあるでしょう。
目はそれほど難しく、かつ命の宿る場所なのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、時間が来て完成した作品をいつものように、感想を言い合いながら見てみます。
それぞれに個性的で、素晴らしい作品でした。

絵は自画像に限らず、本人の人柄や性質がそのままに浮かび上がります。
絵を並べてみると、簡単に言葉でこうだとは言えませんが、なんとなくその人となりの空気のようなものが伝わってきます。

残念ながら、またもや写真を撮るのを忘れていました。ああーーもう!!
というわけで皆さんのご想像にお任せ。
皆さん、お疲れさまでした!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

来月は皆で画材を持ち寄って、大きなひとつの絵を描きます!!

持ち物は絵が描けると思われるものならなんでも!!
感覚を開くにはどうしたら良いか、他の人と波長を合わせるにはどうしたら良いかをゲーム感覚で学びます。

ぜひふるってご参加下さい!!
[PR]

by ho-an | 2008-08-26 09:11 | 今日の『放』


<< 第4回 感覚を開く      第2回漫画ワークショップ!! >>